今後の社会を生き抜く方法。何を得られたかではなく、何を生み出せたか。
どれだけの人に
今日を振り返ってみよう。
あなたは今日、どれだけの人に価値を提供できただろうか。
何か新しいことを知った。
何か新しいことを経験できた。
それも重要なことだ。
ただ、これからの社会を生き抜くためには、それ以上に「どれだけの人に、どんな価値を提供できたか」ということも意識する必要がある。
今日、どれだけの人を笑顔にすることができただろうか。
今日、どれだけの人に新たな情報を提供できただろうか。
ビジネスとは何か
元LINE株式会社 代表取締役の森川さんの言葉を借りると、
ビジネスとは、求める人と与える人のエコシステム(生態系)
だそうだ。
だから、この解釈でいうと「ビジネス」というのは、世間一般でイメージが強い「お金稼ぎの為の経営活動」だけでなく、もっと広い意味で用いることができるのだ。
そして、今後の社会を生き延びることができるのは、人々が求めているものを与えることができる者である。
自分の市場価値
市場価値というと、就活やキャリアのことを考えがちだが、社会(複数人の集団)において全ての場合において言える。
つまり、自分の市場価値、いや「社会的価値」という方が多くの人にはイメージしやすいだろうか。
「他者からどれだけ必要とされているか?」ということだ。
この社会的価値を上げていく方法として、先ほどの「どれだけの人に価値を提供できたか?」ということが挙げられる。
何かしらの形で他者に喜んでもらえたからそれが信用になり、社会的価値に繋がっていく。
「紙幣はただの紙切れでしかなく、信用を具現化した一つの形」という話はビットコイン/ブロックチェーンを語る上でよく言われていることだ。
今後の社会では、どれだけの信用を持っているかということがそのまま社会的価値に繋がっていく。
だから、何も社会に価値を生み出さず、自分さえ良ければ良い。
それでは、通用しない社会になったのだ。
いや、ずっと前からそうだっただろうが、以前にも増して一人一人が意識しなければならない社会になった。
だからこそ
もしも社会の仕組みとして「求める人と与える人の生態系」という仕組みが存在するのであれば、それを上手く使えば良いのだ。
つまり、喜んでもらいたい人が欲していることを的確に見極めて、提供してあげることだ。
ビジネスも人間の交流も、その点においては変わりない。
社会(他者)から信用され、必要とされる存在になれば、あなたが本当にやりたいことをこれまで以上の影響力で実現していくことができるようになる。
そうなれば、一人よがりに生きるよりも結果的には自分も他者も幸せな状態にできるだの。
あなたにとって、素敵な人生になりますように!